フッキーバルボアです。
ジェネラルエリアにおいてよく見かけるシーンを2~3検証してみます。
意外と間違えて覚えているプレーヤーが多いので注意が必要です。
使用したクラブを言った場合

ありゃ~!5番じゃ届かなかったよ!
などと、口に出して言ってしまうことがあります。
これには注意が必要です。
同伴プレーヤーがすでに打ち終えている場合(自分の打順が一番最後)は、当然同伴プレーヤーのショットに影響を与えるわけでも、同伴プレーヤーの参考になるわけでもありませんので無罰です。
しかし、これが同伴プレーヤーが打つ前だったとしたら、助言=アドバイスをしたとみなされても仕方ありません。この場合は2打罰になる可能性があります。

今の発言はアドバイスになりますよ。
2打罰です。

は?独り言ですけど、ナニカ?
このように言い訳をするプレーヤーもいます。
同伴プレーヤーに聞こえるような大声で、自分の使用したクラブの番手をいうのは、同伴プレーヤーに影響を与えたと言われても言い逃れできません。
思い通りのショットが打てなかったとしても、つぶやく程度にしておかないと注意が必要です。
落ちている松ぼっくりを打った場合
前の組がグリーン上でトラブルになっているのか、はたまたグリーン上にOBでもあったのかは別としてグリーンが空くのをセカンド地点で待つことは良くあるシーンです。
そんな時に練習スイングをするのはどこでやってもOKです。
ラフにいるなら、ラフで素振りしてラフの手ごたえを確かめるのは全く問題ありません。
同様に近くに落ちているルースインペディメントの松ぼっくりを打つ程度の練習スイングをしても無罰です。
でも、その松ぼっくりが自分のボールに当たって動いてしまったら1打罰です。
先ほど、松ぼっくり程度の・・・と記載しましたが、例えばラフの中にロストボールを偶然見つけて、それを打ったりしたらそれは練習スイングではなく、練習ストロークになります。
ホールアウトした直後のグリーンと、その次のティーイングエリア周辺でチッピングの練習は認められていますが、コース内で練習ストロークを行ってはいけません。
練習ストロークをした場合は2打罰になります。
練習ストロークと練習スイングの区別をしっかりつけることが必要です。

松ぼっくりかと思ったら、ロストボールでした。

そんな話しは通用しませんから。
iPhoneやスマートフォンで気象情報を確認した場合
気象情報の確認は、プレー地点の風速など、実効距離の計測にはなりませんのでお天気をチェックしても問題ありません。
気象台等が発表している天気情報をiPhoneやスマートフォンで得ても大丈夫です。
また、同様に携帯電話やラジオなどの電子機器をコース内に持ち込んでもペナルティはありません。
あくまでもプレーの援助になるような使用をしないことが前提です。
そういう意味ではイヤホンをして音楽を聞いて雑音を消したり、スイングのテンポを確認したりなどプレーの援助になるようなことをしてはいけません。
競技プレーヤーは、サイモンメモなどのようなコースガイドをコースに持ち込むことはもちろんのこと、iPhoneやタブレットなどからそれらの情報にアクセスすることも許されています。

ただし、通信にかかる費用はプレーヤー負担になります。
ラウンド終了後に帰宅する際の、交通情報や高速道路の渋滞情報などをラジオなどでチェックすることも違反ではありません。
距離測定器の使用もOKです
2019年の改正によりまして、2点間の距離を測る測定器は使用可能になりました。
高低差や風速が計測可能なものは禁止ですが、それらの機能を停止すればその測定器は使用できます。
個人的には、その機能を停止しているかどうかは、使用している本人にしかわからないと思うのですが・・・
まとめ
- 練習スイングと練習ストロークの違いを明確にすること。
- iPhoneやスマートフォン、PCタブレットをコースに持ち込むことはOK。
- ただし、それらをプレーの援助になるような使い方をした場合は2打罰もあり得ます。
- 天気予報や交通情報を得ることは問題ありません。
- 松ぼっくりを打ってもペナルティはありません。
- ロストボールを打ったら2打罰です。(練習ストローク)
- 距離測定器の使用が認められましたが、高低差や風速を計測できるものはNGです。
フッキーバルボアでした。
今後ともよろしくお願い致します。
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