エイムポイントを最初に目にしたのは、海外ツアーでアダム・スコットがやり始めたときではないでしょうか。
その後に、ステーシー・ルイス、リディア・コーなどのいわゆるトッププロがエイムポイントを取り入れたことで一気に広がったように思います。
アマチュアゴルファーであまりエイムポイントを使っている人は見かけないかも知れません。
理由はよくわからないから・・・
ということではないでしょうか。
ボクは公認インストラクターによる講習会があるというので参加してきました。
エイムポイントには賛否両論がありますけど、ボクは悪くないと思っています。
では、行ってみましょうか!
エイムポイントでゴルフが変わる!コツを誰にも教えない理由!

エイムポイントとは
そもそもエイムポイントとは、パッティングラインをグリーンの傾斜を視覚に頼らずに足裏から感じ取る方法です。
見た目で判断したときに、右に曲がるのか、左に曲がるのかわからない時があります。
フックするのかスライスするのかわからない。
これは後方の景色やグリーンの色などが影響しているようです。
これら視覚からの情報だけに頼らずにラインに対して正対して立ちその傾斜を足裏から感じ取ります。
エイムポイントの基本は傾斜によって立てる指の本数が変わります。
また、グリーンの速さによって指の位置が変わります。
そして打ったボールの止まる位置も最初から考えないといけません。
それによってラインが変わるからです。

どっちに曲がるんだ?
エイムポイントはラインがわかります
エイムポイントを覚えるとフックか?スライスか?で迷うことがなくなります。
それだけ目から入る情報よりも足裏から感じる情報は違います。
エイムポイントをやると最初は自分の目で見た感覚とのズレに戸惑うこともあります。
実際に見た目は微妙にフックだけど、足裏の感覚だと微妙にスライスだってことがあります。
そんな時は迷わずスライスで打ちます。
少なくてもどっちに曲がるラインかわからないってことがなくなります。
そもそもどっちに曲がるかわからない人にとっては効果的な方法と言えるでしょう。
講習料金は2万5千円+消費税+・・・
講習時間は約2時間くらいでした。
講習料金は2万5千円・・・
プラス消費税8%で2万7千円・・・
ほぼほぼ3万円・・・
と思いながら帰りにフロントに寄ったら・・・
「本日のグリーン使用料金が3千円です。」って・・・
ちょっきり3万円になりました(´;ω;`)ウゥゥ
プロゴルファーもトップアマも参加していました
会場には北海道プロゴルフ会所属の男子プロや女子プロもいまして一緒に講習を受けました。
また、札幌ゴルフ倶楽部の選手会メンバーもいたりして意外と興味ある人って多いんだなという印象でした。
個人的には公認インストラクターが以前から付き合いのあるプロゴルファーだったので、いろいろ詳しく聞くことができました。
講習会場は名門!恵庭カントリー倶楽部でした
エイムポイントの公認インストラクターによる講習会は、恵庭カントリーの練習グリーンで開催されました。
恵庭カントリー倶楽部といえば名門コースです。
今の若者は知らないかもしれませんが、その昔にはエントランスに門番がいました。
その門番の人に自分の名前とスタート時間を伝えなければ門が開かない!みたいな。
先輩に「いいかフッキー!今度は恵庭カントリー倶楽部だ!当日は必ずジャケット着用だからな!」と何度も念を押されたことは今でも忘れていません。
格式の高いゴルフ場の一つであることは間違いありません。
当時の会員権価格も異常でした。
恵庭カントリー倶楽部は、過去に日本プロゴルフ選手権大会も開催されています。
- 日本プロゴルフ シニア選手権大会コマツカップ
- 日本プロゴルフ選手権大会
- 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
- 片山晋呉 インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯
クラブハウスはバブルな感じが今も残っています。
恵庭カントリー倶楽部はバブリーなイメージです。
高速の恵庭インターチェンジを降りたらすぐなのでアクセスもいいですね。
個人的には近くにカラスが多いことと、自衛隊演習の砲撃音が気になりますが、お誘い頂ければ断る理由のないゴルフ場です。

アマチュアゴルファーでやっている人は少なめ

北海道アマチュアゴルフ選手権大会やミッドアマ、倶楽部対抗競技に出場しても試合でエイムポイントを使っているプレーヤーは見かけません。
意外と浸透していないようです。
ボクも一度だけ、道央アマ研で同組になった人がエイムポイントの使い手だったことがありましたけど、それ以外はお目にかかったことがありません。
一緒に講習を受けた人も基本的に従来通り目で見てラインを確認していて、迷った時だけエイムポイントをやりますって言ってました。
ボクは最初に目で確認したラインとエイムポイントで得たラインが同じだったときの自己満足感が好きで必ずエイムポイントはしています。

入るか入らないかは別問題ですから・・・
慣れるまでちょっと照れる(〃▽〃)ポッ
コツをつかむまではちょっと手こずります。
せっかくお金を払って習得したエイムポイントですから実践で使わなければ意味がありません。
しかし最初は照れます。
いきなりボールの後ろに立ってカップに向かって指差しするわけですからね。
同組の人は一瞬「?」ってなります。
アダムスコットが試合でやっていて話題にはなっていたのでエイムポイントを知らない人は少ないと思いますが、こんなところにエイムポイントの使い手がいたのか?!ってなります。
でも、恥ずかしいと思うのは最初のうちだけです。
スロープレーにならないように気を付けながらブレイクポイントを見つけてください。
慣れるまでちょっと時間がかかる
エイムポイントは自宅や打ちっぱなしで練習することはできません。
ボクはスタート前の練習グリーンで必ず練習します。
やはり慣れるまでは練習が必要です。
練習というよりグリーンの感覚の調整をします。
最初の頃は照れくさいことが先立ちますのでどうしても雑になってしまいがちです。
慣れてしまえば一瞬で傾斜情報を足裏から得ることができるようになります。
最初のうちはこれは1かな?2かな?3はないよな?ってことになってしまいます。
でも、回数をこなしていくうちに瞬時にこれは2だなとか、3はないなとかできるようになります。
所詮はアマチュアのゴルフ

ボクたちは所詮アマチュアゴルファーなわけです。
ドライバーの飛距離を伸ばしたい!という願望はあります。
そのために毎年ドライバーを買い替えている人もたくさんいます。
しかし、ドライバーを変えたからといって実際に飛距離が伸びたという人は実はあまりいません。
飛ぶ人はあなたの飛ばないドライバーを使っても飛ばします。
でも、これを言ってしまっては元も子もありません。
我々はアマチュアゴルファーですからそれでいいと思っています。
自己満足でいいんです。
趣味なんですから。
エイムポイントも同じです。
そんなことしたって入らないだろ!?って言われたっていいんですよ。
自己満足なんですから。
いろんな方法に挑戦してドライバーの飛距離を伸ばすことも、エイムポイントでラインを読むこともいいんです。
それがゴルフなんですから。
まとめ
エイムポイントのやり方はネットにも公開されています。
ですから興味のある人ならやり方は分かっている人も多いと思います。
しかし、これがまた実際に講習を受けた人じゃなければわからないことってあります。
それは、グリーンにはいろんな状況があるからです。
カップまでの距離にも違いがあるし、グリーンの速さもあるし、スネークラインもあります。
上りもあれば下りもあります。
エイムポイントはそれらのこと全てに対応しています。
そんな簡単なもんじゃないんです。
こっちは、3万円も出しているんですからね(笑)
単純に傾斜と指の本数だけではポイントを決められませんので、また聞きして理解できるほど簡単ではありません。
余計に混乱してしまいます。
エイムポイントはやはり正しく理解して自分なりの感覚を身に着けてからじゃないと使いこなすことは難しいといえます。
やり方だけを人から聞いただけではその効果を発揮することはできないでしょう。
といった理由からボクは聞かれても教えません(笑)
今はやっていないかも知れませんが、一度はアメリカツアーのトッププロが試合で採用したほどのエイムポイントです。
決していい加減なものではないはずです。
実際にやってみても、とんちんかんなことにはなりませんよ。
興味のある人は是非挑戦してみてください。
ドライバーの飛距離を伸ばせなくてもグリーンではヒーローになれるかも知れませんよ。
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