こんにちは。
2019年1月1日からゴルフのルールが大きく変更になりました。その多くが「プレイファストのため」のルール変更と言っていいでしょう。
- ボール探しは5分から3分に短縮
- バンカーが苦手なら、2打罰でバンカーの外へ
- グリーンでパットするときにピンを抜かなくてOK
- などなど
そんな中で、ある意味スコアに直結しそうなのが、ピンを抜くか?抜かないか?ということです。
ピンを抜く?抜かない?
これまでのルールはパッティングしたボールが、ピンに当たってしまうと2打のペナルティだったが、新ルールではその罰則がなくなりました。抜くも自由!抜かないも自由!
ピンを抜かない派
プロの中でも、やり方や考え方はそれぞれで、パットが上手いといわれている「鈴木愛プロ」は、今まで通り、ピンは抜いて打ちますと言っています。カラーから打って、差したままのピンにボールが当たって弾かれてしまった印象が強いとのこと。自分は強めに打つタイプなので新ルールになってもピンは抜いてパットするだろうと言っています。
また、このプロの意見はどうでもいい感じですが、香妻琴乃プロも距離感や見え方が変わるのが嫌だし、打ちにくくなるイメージがあってパットが気持ち悪くなりそうなので、新ルールになってもピンを差したままのパットは絶対にしたくないと言っています。
お二人ともそんなにピンがお嫌いなんですね。
ピンを抜く派
男子シニアプロの大ベテランの奥田靖己プロはこの様に断言しています。

ピンを抜かずに打てるのはいいことばかり!

ピンに弾かれて入らないのでは?

アマチュアのパットはショートしがちです。

ピンに弾かれるくらい強く打てるならたいしたもんです!
奥田靖己プロはほとんどのホールでピンを差したままパットするつもりです。上りのパットなら多少の曲がりなんて気にしないで強くしっかり打って、ピンに当てて入れることができるし、
下りでも、ピンに当たらなければ大オーバーしてしまうからも知れないパットが、ピンに当たってくれたらオーバーする距離も少なくなり、近くに止まってくれるかも知れません。その心理的メリットは大きいと言っています。
パッティング研究の第一人者である濵部浩一・日本獣医生命科学大学教授は「パッティングでボールがピンに弾かれるというのは、単なる思い込みに過ぎないんですよ」と言っています。
わたしは抜きません
そもそも、パットが苦手でピンに当てることさえできません。
私は、アベレージゴルファーにとって、ピンを差したままにするデメリットは一つもない!と考えています。ピンに弾かれて入らないって・・・あなたいったいどれだけ強く打つつもりなんですか?とお聞きしたいです。ピンに弾かれて入らないくらい強く打ったら、ピンがなくてもカップの上を通過して行くんじゃないですか。どっちにしても入りません。
私がもしピンを抜くとしたら、ピンが真っ直ぐに差さっていない時と、強風の日などにピンが風で斜めになっている時かな。あとはピンによってライン上に影ができてたりして、それが妙に気になるときですね。
10フィート程度の一般的な速さのグリーンで、カップを7m以上オーバーさせる強さでピンに当たると弾かれました。ピンがあれば、7m以内のオーバーの強さで、まっすぐピンに当たればほぼ入ります。
濵部浩一・日本獣医生命科学大学教授
届かなければ、絶対に入らないのがパットです。せっかくの新ルールです。プロならともかく我々アマチュアは、食わず嫌いはやめて、まずはピンを差したままプレーしてみましょうよ。プレイファストにもなるし。いろんな意味で楽しみです。
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