2019年のルール改正により、競技ゴルフでも距離測定器の使用が認められることになりました。10年前から考えたら価格も下がり、精度は上がっているようです。上がってないのは使用するプレーヤーの腕前くらいでしょうか。
大変便利な距離測定器ですが、一歩使い方を間違えるとスロープレーの元凶になるどころか、キャディさんがいるゴルフ場ではキャディさんと険悪な雰囲気になりますので注意が必要です。
ゴルフの距離測定器について私の主張を書きます。
元凶(ゲンキョウ):悪党の中心人物。悪者のかしら。諸悪の根源。悪事をたくらんだ中心人物。また、悪いことを引き起こした、一番大きな原因。「スロープレーの元凶はAさん(仮称)だ!」
出典元:大辞林 第三版他
・レーザー式がいいのか?GPS式がいいのか?
・距離測定器は本当に必要なのか?
・間違った使い方をしてはいけません。
この記事を書いている私はゴルフ歴30年ほどで、J-sysハンディキャップは5.1です。毎回ラウンドの目標スコアは80Sを切ることです。バックティ競技の月例や公式戦でこの目標スコアでラウンドできていれば、HDCPインデックスは5前後を維持できるみたいです。
私はずいぶん前からブッシュネルのレーザー距離計を使用しています。もうかなりの年代物で弁当箱並みの大きさですが使用に問題はありません。最新式に比べると持ち運びに苦労するくらいです。
乱用厳禁!ゴルフ距離測定器はスロープレーの元凶!残り50ヤードで使うのは・・・
最近はゴルフ距離計を持っていない人の方が少ないんじゃないかと思えるほどの人気ぶりですね。人が持っていると欲しくなる人間の心理でしょうか。
レーザー式がいいのか?GPS式がいいのか?
私が距離測定器を使用する目的は、ピンまでの距離というよりティーグランドから見えるフェアウェイに立っている木までの距離や、見た感じで入りそうなバンカーまでの距離が知りたいときです。または見えている池までの距離や、それを超えるのに必要な距離が知りたいときです。
ですから、距離測定器を使うとしたら「レーザー方式」の距離測定器になります。
初めて行くようなコースでキャディさんがいない場合、ハザードまでの距離がわかると多少なりとも安心してティーショットが打てます。実際200ヤード先のことなんて見た目ではなかなかわかりづらいものです。
遠くに見えてもそうでもなかったり、近くに見えたけど意外と距離があったりすることはよくあります。
最近のレーザー距離計は手振れ防止機能や、ロックオン機能など、一昔前に比べたらずいぶんと性能が良くなっているので、ピンまでの距離を測るのに時間はかからなくなってはいるようですが、それにしてもなかなかGPS方式のものに比べると距離を知るのに時間がかかります。
そういった意味ではGPS方式はいいですね。
すぐにピンまでの距離がわかります。とても便利だと思います。
GPS方式は距離がいまいち正確じゃないんだよ~と言っている人がいますが、そんな人にはあなたのアイアンの距離の方がよっぽど正確じゃありませんよ。と言いたいですね。
そんなしょうもないこと言ってないで、アマチュアはGPS方式の距離計を使ってほしいです。今は腕時計タイプや音声案内タイプとかいろいろあって楽しいですよ。
音声案内タイプをお借りて使用してみましたが、いちいちラウンドするゴルフ場を設定する必要はないし軽いし、とても便利でした。
そして何が私にとって一番良かったかというと音で知らせてくれるということ。それはどういうことかと言いますと、私は老眼が進んで腕時計式のGPSの文字盤が見えづらいんです。
距離測定器は本当に必要なのか
結論から言いますと、必要ありませんね。
何に対して必要かどうか?ということだと思います。距離測定器があったからスコアが縮まるってことはありません。あったら楽しいですねってレベルの話しです。
ゴルフをエンジョイするならGPS方式をお薦めします。1ヤード刻みで距離を知って眉間にしわを寄せて怖い顔してゴルフすることありません。だいたいの距離でゴルフやってほしいです。
自分の打った距離と違ってたら距離測定器のせいにすればいいんですから。それにもともとゴルフ場にはヤーデージの杭が立っているわけだし。
さらにいうと、情報があり過ぎるとどれが本当の距離なのかわからなくなることもあります。
それぞれ距離計が違った距離を言い出したことがありました。こうなると完全にAIに支配されている感じがしました。距離測定器を使っているのは人間なのに、逆に距離測定器に使われてる感じ(笑)
それもまた楽しいですけど。(距離測定器にAIは関係ありません)
間違った使い方をしてはいけません
私は基本的にラウンド中に距離測定器をあまり使いません。記事の最初に書きましたが、初めて行くようなゴルフ場でハザードまでの距離を知りたいときにレーザー方式の距離計を使うことがあるくらいです。
レーザー距離計の間違った使用方法
・ショットするたびに距離計をのぞく
・キャディさんに距離を聞いてからレーザー距離計で測る
・残り50ヤードで測定する
ショットするたびに距離計をのぞく
距離測定器を買ったのがうれしいのはわかりますが、いちいちショットするたびにレーザー距離計をのぞいて距離を確認するのはやめていただきたい。プロの練習ラウンドじゃないんですから。そんなことしてたら自分の距離感がなくなってしまいます。それに何よりもスロープレーになってしまいます。癖になっちゃうからやめた方がいいです。
そんなに距離が気になる人は是非GPS方式のご購入をお薦めします。
キャディさんに距離を聞いてからレーザー距離計で測る
キャディさんにピンまでの距離の距離を聞いてから、おもむろにレーザー距離計を取り出して測定するのやめた方がいいですね。
感じ悪いです。
キャディさんに距離を聞いて、それから距離測定器で測って、測定器を信じて打って、結局距離が合わなくてキャディさんに当たっていた人がいましたけど、「笑うところですか?」
意味不明過ぎて、これにはAさん(仮称)もびっくりです。
残り50ヤードでの距離計測はやめてほしい
もうピンは目の前ですよ。見たまんまでアプローチしてください。残り50ヤードでレーザー距離計をのぞく人がたまにいますけど本当にやめてほしいです。その距離をカップインさせるつもりなんでしょうか。風の大地の沖田圭介プロじゃないんです。
まとめ
ゴルフするのに距離測定器ってちょっとしたスパイスになって、あれば楽しいですね。アイアンでその測定した距離を打てるかどうかに関係なく、ある程度距離がわかれば安心感も違います。
特にGPSタイプの距離計は操作も簡単だし、距離を知るのに時間もかからないのでお薦めです。レーザー距離計は上級者って雰囲気があっていいんですけど、チョロやトップばかり打っているようなら、そこらへんはちょっと考え物かもしれません。
上手に使用して欲しいと思います。
ただし、ゴルフ距離測定器はスコアに直結することはございません。
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