いよいよ、女子ゴルフ国内ツアーの開幕戦が新ルールを引っさげて、明日沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で開幕しますね。
「2019ダイキン・オーキッド・レディス・トーナメント」
ルール改正後の初のツアーであり、いろんな意味で興味があります。
海外ツアーでも、リッキー・ファウラーが、世界ゴルフ選手権「WGC-メキシコ選手権」で、肩の高さからボールをドロップしたとして、1罰打のペナルティを受けてたりしていますね。
プロゴルファーなんだし、試合前には新ルールについて十分理解してるんだろうけど、リッキーファウラーみたいなアメリカのトッププロでさえ、そんなイージーミスをやっちゃうんだから、日本の開幕戦で何が起こっても不思議はありません。
意外とルールに詳しくないプロって少なくないんだよなーって思っています。なんかあったらすぐ競技委員さんを呼べばいいって考えているのがプロのように感じています。そういう意味においては、アマチュア競技ゴルファーのほうがルールに精通しているからも知れませんよ。
注目の開幕戦です。
女子ツアーでは特にキャディさんが後方に立ってスタンスの向きを確認するシーンはよく見ますね。個人的にはあれは凄く嫌いだったので、違反プレーに指定されて喜んでいます。だいたいにして、後方からキャディさんがプレーヤーのスタンスの向きをチェックして、ちょっと右向いてるぞ!とか言って、アドレスを外して修正してるプレーヤーなんていたんでしょうか?
だいたいは、ただの儀式みたいな感じだったでしょ?みんなやってるから、私もやる。みたいな。
違うの?
あれは、何にもカッコよくなかったと思っています。アマチュアじゃないんだから、それくらい自分でやれ。どうでもいいけど、プレイファストが目的で改定された新ルールが、かえって遅延プレーにならないようにしてね。
キャディの仕事
私も何回かキャディの仕事をやらせてもらった経験があります。一番印象に残っているのは、その当時、小樽カントリークラブで開催された試合でのことですね。北海道オープンという試合で、先輩のバッグを担ぎました。だぶんそれが初めてのキャディだったと記憶しています。
もうみんなについて行くだけで精一杯で、目土袋なんてただ手に持っているだけ。目土してる余裕なんて1mmもありませんでした。小走りについて行くもんだから、キャディバックの中でクラブ同士がぶつかって、ガチャガチャ響きまくり。
同伴のプロに、「キャディさんよ~、アイアンを手で押さえて歩いたら、そんなにガチャガチャ音しなぞ!」なんて言われて泣きそうになりました。

ホントごめんなさい。気をつけます・・・
キャディバックも世界最軽量のやつにしてもらいましたけど、肩が外れそうになりました。予備のボールも入れてるし、ペットボトル500mlもプレーヤーの分と自分の分と二人分積んでるし、本当に重いです。プロの真似してバッグを担ぐとかやめて、手引きカートにすれば良かったと何度も後悔しました。
プロキャディさんってあんなデカイバック担いで、しかも4日間もやるなんてマジで信じられません。予選通過して賞金をもらったら、やっぱりそれ相当のキャディフィーをお支払いするべきですよ。
グリーン上でも、いつどのタイミングでピンを持ったらいいのか全然わからず、あたふたしていたら、プロの帯同キャディさんに、無言でピンを渡されて、なんつーか汚物でもみるかの様な感じで睨まれたりして、キツカッタナー。
その日の目標は同伴のプロにご迷惑をお掛けしないこと!だったけど、全然その目標は達成できなかったです。
キャディをしたプレーヤーにも悪いことしましたねー。

クリークちょうだい。5W!
はい!どうぞ。5Wです。

・・・・・・

なにモタモタしてんだよ?構えたらすぐ打てよ・・・

オマイ!これ3Wじゃねーか!?
ヘッ?
キャディーとしては、最低の部類でしたね。先輩!その節は大変失礼致しました。この場を借りて改めてお詫び申し上げます。でも、お陰さまでいろいろ勉強になりました。
まぁ、そんなわけでキャディも大変な試合が、大幅に変更となった新ルールで明日開幕です。しばらくは選手もキャディも、競技委員も、大会関係者も忙しくなりそうな予感です。
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