ゴルフで90が切れない・・・
1回は切ったことがあるけど2回目がない・・・
油断すると100点も叩いてしまう。
練習はしているのに練習の成果がラウンドで出せない。
いわゆる90の壁が突破できない状態。
練習していないなら難しいかも知れませんが、それなりに練習をしているなら練習方法を少し変えてみることで90の壁は突破できるかも知れません。
ウソじゃなくて、練習をしているなら実は90の壁はそんなに高くはありません。
それに練習といっても毎日する必要はありません。
では、行ってみましょうか!
ゴルフ90の壁を乗り越えるための打ちっ放し練習方法

この記事を書いているボクは、j-sysハンディキャップインデックスが、5.1(2019.7)です。
今は80前後でラウンドできるようになりましたし、調子が良ければ70台でもラウンドできるようになりました。
でも、90を切れなかった時は本当に苦労しました。
打ちっ放しで「練習」と「調製」は違います
今までの練習方法で結果が出ていないのですからやり方を変える必要があります。
理由は現実的にその練習方法では望んでいる結果を出せていないからです。
ボクが効果的だったと思う練習方法は、まずクラブを全部練習場に持って行かないことでした。
せっかく練習に行くのだからキャディバックごと練習場に持って行くのが当然だという気持ちは理解できます。
一般的な練習方法としては、ボクもこんな感じなんですけど、
- 準備運動してストレッチして、
- サンドウェッジから打ち始めて、
- PW、9I、8I~とクラブを長くして行き、
- 最後にドライバーを打って、
- 締めにまたSWかPWを打って終了
球数にして100~150球です。
だいたい1クラブに対して10球くらいになります。
しかし、この練習方法はコンペの前日とか試合の前夜の調整といった意味合いが深くなります。
特に苦手なクラブを集中して打つということもなく本当に調製です。
ドライバーは5球くらいしか打たないこともあります。
「こんな感じで大丈夫だな」って感じです。
特に新しいことに挑戦してみるってこともありません。
ということで練習なのか調整なのかをきちんと見極めて練習場に行くべきです。
90切りが目標の場合は調製よりも練習です!
練習したクラブだけを持参する

練習したいクラブだけを練習場に持って行きます。
ドライバーが曲がってどうにもならなかった時や、試打ドライバーを手に入れた時はドライバーだけを持って練習場に行きます。
それ以外のクラブはあえて車のトランクに置き去りにします。
他のクラブを練習したくてもできない状況を無理やり作るのです。
せめて素振り用にウェッジくらいは持って行きたいという人はウェッジ1本くらいは一緒に持って行ってもいいです。
フェアウェイウッドを練習したいならスプーン(3W)とクリーク(5W)だけを、
5番アイアンを練習したいなら5番アイアンだけを、
100ヤードを練習したいならウェッジだけを、
持って行きます。
この練習のいいところ
余計なクラブを持って行ってないので、そのクラブを練習するしかありません。
ちゃんと上手く打てるようになって納得できたらそこで練習を止めてもいいです。
もしまだ元気が残っているなら、
- わざとに曲げて打ったり、
- 低い球を打ってみたり、
- 高い球を打ってみたり、
いろいろやってみたらいいです。
だって、そこにあるクラブはそれしかないんですから、やらざるを得ないんです。
他にクラブがあるとダメなんです。
とにかくストレートボールを打つことだけを目標にしている人にとって、わざとにスライスを打ってみたり、フックを打ってみたりといったことは無駄な練習に思えるかも知れません。
しかし、わざとにスライスやフックを打つことは決して簡単なことではありません。
実際にやって欲しいのですが、キャディバックごと練習場に持って行くとこのような練習はなかなかできません。
そんなボールを曲げて打つくらいなら、次のクラブに持ち替えてストレートボールを打つ練習がしたくなるからです。
なければ諦めるしかありません。
クラブをとっかえひっかえして、余計な球数を打つことがなくなりますので費用対効果は抜群です!
シングルになってもやっています
最近はあまり真面目に練習には行っていませんが、打ちっ放しに行くときはキャディバック一式を持って行きます。
そして100~150球程度の調製的な練習をして帰ります。
主に100ヤード以内の練習が多いです。
ドライバーを打たないことも普通にあります。
でも、新しいヒラメキがあったときは必要なクラブしか打ちっ放しに持って行きません。
選択肢がないっていうのは残酷なときもありますけど結果的にはそれだけに集中できるのでいいですよ。
この感じで違うクラブも打ちたかった~ってことも確かにあります。
でも、それは次回のお楽しみにすることが大切なんです。
ゴルフもシングルプレーヤーになったら、今できていることをぶっ壊してまで、新たなことを取り入れるってことはあまりしません。
一からやり直しってことはありません。
ですから、基本的に練習に行くときは「調製」と「確認」が多くなります。
ぶっちゃけアプローチの上手いヘタがスコアに直結することを身をもって知っているからです。
50ヤード以内の練習が一番多くなっていると思います。
ゴルフ雑誌を読まないこと

ゴルフの週刊誌って本当にスゴイなと思います。
毎週毎週テーマを変えて発売していることに感心します。
よくネタ切れしないなと思います。
前回はボディーターン特集で、今週は手打ち特集なんてことは普通にありますけど。
雑誌に投稿しているプロゴルファーも良く言うわ!って感じです。
ウソは言ってませんけど、自分の都合のいいように理解してしまうのでゴルフ週刊誌はマンガと広告だけを見るに限りますね(笑)
ということで、ゴルフ雑誌のレッスン欄を読んでも90を切るのは難しいかも知れません。
いいや、ゴルフ雑誌を愛読書にしているうちは90は切れません。
YouTubeを観ないこと
YouTube動画レッスンは必要悪としかいいようがありません。
YouTube動画レッスンはどれも正しいことを言っています。
でも、ボクはオススメしません。
理由は、その動画が言っていることが、自分にとって正しいなのか不明だからです。
実際ボクも一時YouTube動画でめちゃくちゃ勉強していたことがありました。
ボクが一瞬ハマったYouTube動画は、
ご存知の方も多いと思いますが、魚突きドリルで一世風靡した山本道場は笑えます。
ボクも魚突きドリルは何度もやってみました。
いったいどんなトップになってどんな軌道を描いてスイングしているのか自分では想像もできませんでしたが、練習場では不思議と真っ直ぐ飛びました。
WGSL(ワールドゴルフスイングラボ?)もこだわりのある動画サイトです。
WGSLはいわゆる手打ちを前面に押し出しています。
これも不思議とあんなに手を返しているのに引っ掛かることなくつかまったいい球が打てます。
原田ゴルフの原田プロはボクも実際にレッスンしてもらったこともあります。
とても一生懸命で真面目ないい人です。
YouTubeレッスン動画も好評みたいです。
これだけマメに更新し続けるって尊敬に値しますね。
もし札幌にお住まいでゴルフレッスンに興味があるならボクは原田ゴルフをオススメしますよ。
YouTube動画レッスンをどうしても観て独学で勉強したいのなら、「この人にする!」って決めてそのシーズンはその動画と心中するくらいの気持ちが必要です。
これはYouTube動画に限ったことではありません。
ゴルフレッスンを浮気しているようでは上達も遠回りします。
まとめ
90の壁を乗り越えるための練習方法の一つをご紹介しました。
練習したいクラブを1~2本だけを持って打ちっ放しに行く方法です。
せっかく行くんだからキャディバックごと持って練習に行きたいと思うのは当然ですが、それだとただの運動になってしまいがちです。
また、ただ練習する球数だけが増えてしまい200~250球も打ったけど、結局何が正解だったかわからないまま練習を終えるってことになりがちです。
一回の練習で13本のクラブをまんべんなく使って200球以上も打つより、1~2本のクラブで100球打った方が腕前は上がります。
この練習をするためには、練習場にクラブをそれしか持って行かない!ことが最も重要です。
人間は弱い生き物なのです。
今日は100ヤードの練習をするぞ!と決めて練習しても、途中で飽きてきてドライバーを打ちたくなったりします。
そして気がついたらドライバーばかり打っていたってことになります。
これをやっているうちはなかなか90の壁は越えられないかも知れませんよ。
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